おすすめの本紹介

今までに読んできた本のなかでおすすめの小説、ビジネス書を紹介していきます。

【書評・口コミ】ライフハック心理学―心の力で快適に仕事を効率化する方法

 

日常に役立つ心理学!

心理学を応用して日々の生活を豊かにしよう

 

 

 

~概要~

ライフハック関連の著名ブログを運営する著者による心理学本です。人生を変える一番よい方法は心を変えること。そして心を変える最も効果的な方法は、行動を変えることであり、そのための効果的な行動のポイントを具体的に解説。
「夢中になる」「紙に書き出す」「服装を変える」「自分だけの秘密を持つ」などの人生を変える小さな習慣を積み重ねることによって、人間関係や発想力をたかめ、人生を豊かなものにするノウハウをハック形式で紹介しました。「とにかく困った!」ときに役立つ心の処方箋です。(Amazonより)

 

~感想~

おすすめ度:★★★☆☆

 

他の心理学書でも語られているようなメジャーな内容が大半だが、

初めて心理学系の本を読む人や、改めて心理学を用いた日々の生活方法を振り返ろうという人にはおすすめ。

 

裏付けとなる心理実験や学術的な研究のことはさほど触れずにさくさくとすすむので、

さくっと読めてありがたい。

 

これに限らず、”日常に役立つ~”系の本は書かれている内容をいかに実施できるかだが、

この本の内容で一番おすすめしたいのは

とにかく物事を頭の中にためずに、かきだしてみること。(何時間単位で!)

 

人の頭の中は自分が思っているよりも整理されておらず考えがごちゃごちゃになってしまっているので、

いったん紙に書きだして整理してみることが大事。

 

これは仕事がうまく整理できず手が付けられないという場合だけでなく、

なにか不安感が強くなってしまい、身動きが取れなくなってしまうようなときにもひたすら紙に書きだすことで客観視してみようということ。

 

以外と紙に書き出してみると、大したことではないようにみえ心の負担も軽減されます。

 

~抜粋~

・退屈と心配の間、適度な緊張を感じているときがもっとも集中できる
 
・記憶力を高めるこつは適度に弛緩すること
 
・人が自分でも気づいていないような盲点をほめてあげるととても嬉しく感じてもらえる

 

・人を褒めることで自分も褒めてもらえる。そのことにより、自分が知らなかった部分に気づける

 

・怒りをためこむとネガティブになってしまう。自分が不当に扱われたとおもったときは戦うことが大事

【書評・口コミ】異性の心を上手に透視する方法

 

異性の心を上手に透視する方法

異性の心を上手に透視する方法

 

 

人は恋愛するとロボットのようなきまった行動をする!?

 

 

~概要~

恋愛関係において、私たちはロボットのように決まった行動をすることが、最新の研究で明らかになっている。にもかかわらず、人はなぜ「最悪の相手」への誘惑に勝てないのか・・・。異性の気持ちを見抜く方法を、実例を交えてわかりやすく解説し、全米ベストセラーとなった衝撃の一冊。(Amazonより)

 

~感想~

おすすめ度:★★☆☆☆

 

全米でベストセラーとなった最新心理学!

内容はいたって簡単で人間は 3つのタイプに分類され、それぞれのタイプによって恋愛行動がパターン化されているというもの。

 

Sタイプ(安定型)

恋人と適度な距離感を保てるタイプ。人口の55%

 

Nタイプ(不安型)

恋人と過度に親密になりたがるタイプ。

常に連絡をとっていないと不安になったり、相手の愛情が感じれないと不安定になってしまう。人口の20%

 

Vタイプ(回避型)

他人と距離を縮めることに抵抗を感じるタイプ。

一人きりの時間、自由を大事にし交際相手に対しても一定の距離を保ちたがる。人口の20%

 

これらのタイプは幼少時に親からどのように接されていたかで決まるとされている。

 

親が赤ちゃんのニーズに敏感に反応し、すぐに対応してあげていたケース

=>Sタイプ(安定型)

 

親が赤ちゃんの対応にムラがあったケース

=>Nタイプ(不安型)

 

親が赤ちゃんを無視したり、距離をおいていたケース

=>Vタイプ(回避型)

 

但し、これらのタイプは大人になってからも変わることがあるとのこと。

 

一番大事なのは、自分がどのタイプなのかを自覚し、

自分と同じタイプ若しくはSタイプ(安定型)の人と付き合うこと。

 

ざっくり要約すると上記の内容になるが、

正直人間を大きく3タイプに分類してそれぞれの傾向を書いているだけなので、詳細化は全くされていない。

 

結論もSタイプ(安定型)に自分がなるかSタイプ(安定型)の相手を選ぶのが良いということだけなので、タイトルのように

異性の心を透視できるなどと思って読まないほうが良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【書評・口コミ】ホルモン力が人生を変える

 

ホルモン力が人生を変える (小学館101新書 23)

ホルモン力が人生を変える (小学館101新書 23)

 

ホルモンとはなにか、、、

自分の身体を考えてみる。 

 

 

~内容紹介~

ホルモン力のある男たちの人生はなんとも魅力的だ。
しかし昨今、日本人男性の男性ホルモン「テストステロン」の値が低下している。
しかも、この傾向は40〜50歳代の働き盛りの男たちに、それが顕著に現れている。男性ホルモンの低下は、
性的な問題ばかりでなく、男性更年期の症状を招き、心筋梗塞脳梗塞生活習慣病のリスクを高める。
また、不安、いらいら、集中力、記憶力の低下など精神にも影響を及ぼす。活気のある人生を送るための“エネルギー”である男性ホルモン。
その効能と、ホルモン力を上げるノウハウを、帝京大学病院の堀江重郎教授が伝授する。(Amazonより)

 

~感想~

おすすめ度:★★☆☆☆

 

ホルモンの効果や特性に興味を持ち、本を探していたらたまたま見つけたので購入。

 

内容的には素人でも理解できるような簡単な内容で、身近な例なども記載されているので、親近感をもって読めた。

 

例えば、人差し指と薬指のどちらのほうが長いかで性格に違いがでるということ。(薬指の方が長い人は性欲が強いなど)

このことは自体はよく耳にすることではあるが、この本ではもっと踏み込んでいて、

胎児期に男性ホルモンであるテストステロンを大量に浴びると薬指が長くなり、

数学的思考を扱う部分の発達が促進される。

逆に女性ホルモンであるエストロゲンを大量に浴びると人差し指が長くなり、

言語を扱う部分の発達が促進される。

などど学術的な裏付けをもとに解説しているところが面白い。

 

日常の生活に役立つ知識ではないが教養をつけるという意味で読んでみても面白いかも。

 

~抜粋~

・儲けの多いトレーダーには男性ホルモンが高い人が多い。

(リスクの高い賭けをできるため)

 

・男性ホルモンが多い男性は自分の利益にこだわらない行動をとる可能性がある。

(理屈ではなく義理、人情を大事にするというような)

 

・他人と違うことをアピールするのも男性ホルモンの影響が強い。

 

・幸せホルモンと言われているセロトニンは瞑想をすることによって、高まるが、

スイーツを食べることによっても高まる。

 

ニトログリセリンはダイナマイトの原料として使わてれいるだけではなく、

心筋梗塞の治療薬としても使用されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

【書評・口コミ】USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

 

 

 マーケティングの入門書

これからマーケティングを学ぶ人は一読の価値あり!

 

~概要~

 2015年10月には過去最高の月間175万人を集客し、USJの3倍の商圏人口に陣取る東京ディズニーランドをも超えて、単月ではありますがついに集客数日本一のテーマパークになることもできました。<中略>USJはなぜ復活し、大成功をおさめることができたのか? なぜ次から次へと新しいアイデアが出てきて、なぜやることなすこと上手くいくようになったのか? その秘密は、たった1つのことに集約されます。USJは、「マーケティング」を重視する企業になって、劇的に変わったのです。Amazonより)

 

~感想~

おすすめ度:★★★★☆

 

著者がマーケティングとは何か?と娘に聞かれたときに日本にはマーケティングそのものをわかりやすく説明できている本がないということに気づき書き上げた一冊。

 

確かに、マーケティングを全く知らない人でも楽に読め、さらなるマーケティングの専門書を読むための懸け橋となるような本でした。

 

マーケティングの本らしく、時折数式なども出てくるものの、全体的にはとても平易な分で書かれており、なおかつUSJという読者の生活に根付いた対象を引き合いに出していることでとても興味をそそられながらマーケティングとはなにかを学ぶことができます。

 

これからマーケティングを学ぶ人だけではなく、新しく社会人になる人にもぜひおすすめ。社内での立ち回りや仕事の仕方もマーケティングに通ずるものだと気づかされます。

 

~解説~

・企業の軍師ともいうべき「マーケター」の最初にすべき最重要な役割は。「どう戦うか」の前に、「どこで戦うか」を正しく見極めること。
 
マーケティングとは売るというよりも、売れるようにする仕事
 
・戦略とは「資源配分の選択」つまり、やることとやらないことを明確にする「選択と集中
 
【言葉の定義】
目的:命題。最上位概念(達成すべき目的はなにか?)
目標:資源集中投下の具体的な的(誰に売るのか?)
戦略:資源配分の選択(何を売るのか?)
戦術:実現するための具体的なプラン(どうやって売るのか?)
【マーケターに向いている4つの特性】
1,リーダーシップの強い人
 
2,考える力(戦略的思考の素養)が強い人
戦略的思考の素養がある人は子どものころから要領がいい人。努力の割にはいい成果を出す人。
 
3,EQが高い人
社交的で人気者、幼少期から現在に至るまでの多くの情報を自然体でたくさん吸収してきた人。
 
4,精神的にタフな人
 
 

 

 

 

 

 

 

【書評・口コミ】嫌われる勇気

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

自己啓発の源流!?

日本ではあまり知られないアドラー心理学を対話篇でわかりやすく解説!

 

~概要~

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

世界的にはフロイトユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラー著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。(Amazonより)

 

~感想~

おすすめ度:★★★★★

 

嫌われる勇気という過激なタイトルに惹かれ購入。

カーネギーや他の有名な自己啓発の大家に影響を与えれているということで期待して読みました。

 

内容も"青年"(アドラー心理学に最初は懐疑的)と"哲人"(アドラー心理学の解説者)の対話によって進むもので、非常に読みやすい構成になっています。

 

そもそもアドラーの心理学では、フロイトの考え方を真っ向から否定する

「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」

という言葉に表現されるように、日本で一般的になっている考えかたとは多く異なります。

(日本ではフロイトばかり有名でトラウマの概念などが広く受け入れられている)

 

それゆえに過激で響くところの多い、素晴らしい本でした。

 

特によかったのは、

幸せとはなにか?なぜ人は人間関係で苦しむのか?

といった、人生の根幹にかかわることをメインとして書いていたこと。

 

非常に得られるものは多く、これからも時折読み返したいと思います。

 

~解説~

アドラー心理学とは勇気の心理学である!!!

 

幸せとなになか。

・幸福とは貢献感である。

・自らの主観によって「私は他者に貢献できている」と思えること。

・人は、変わろうと思えば、いつでも変われる。ただし、自分が変わるには、勇気が必要である。

 

自由とはにか。

・自由とは他者から嫌われることである。

・人は他者の期待を満たすためにいきているわけではない。他者の期待など満たす必要はない。

・他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」

 

愛とはなにか。

・人は「この人と一緒にいると、とても自由に振舞える」と思えたとき、愛を実感することができる。

劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうこと。

 

劣等感とはなにか。

・劣等感には健全なものと不健全なものがる。

・不健全な劣等感”他人”と”自分”を比較し、自分が行動しないための言い訳につかうのも。

どうせ自分なんてxxだから△△できない。

・健全な劣等感とは”理想の自分”と"現状の自分"を比較し、努力や成長につなげるための感情。

 

悩みとはなにか。

・人間のすべての悩みは人間関係に基づく。

・対人関係の中で傷つかないことなど、基本的にはない。対人関係に踏み出せば大なり小なり傷うつくものだし、あたなもほかの誰かを傷つけている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【書評・口コミ】星の王子さまの恋愛論

 

星の王子さまの恋愛論 (集英社文庫)

星の王子さまの恋愛論 (集英社文庫)

 

 

世界で最も読まれている寓話をあの『いちご同盟』の著者、三田誠広が解説!!

 

 

~概要~

永遠の名作『星の王子さま』は、実は恋の再生を描いた物語だった――。かんじんなことに気づかず、一度は想った相手を捨てて旅に出てしまった王子さま。たくさんの出会いを経て、彼が最後にたどり着いた真実の愛とは……。孤独な人生を送った原作者が、身を切るような思いで作品にこめたメッセージを丁寧に読みときます。愛に迷ったとき、『星の王子さま』が大切なことを教えてくれます。(Amazonより)

 

~感想~

おすすめ度:★★★★

 

私が最も読みたかった、小説家による小説の解説書というジャンルです!

 

私は元々、自分が本を読んだときに、人と感じ方がどのように違うのか?正しく作者の意図を理解できているのか?ということにとても興味がありました。

なのでいままでもこのような専門家(小説家)のが書いた解説書をいつか 読んでみたいと思いながら今まで本屋を漁っていました

が、あまりピンとくるものはなく、、、

 

ただ、この本を見つけた時には即買いしました。笑

なんといっても『いちご同盟』の著者である三田誠広が書いた本という事がおおきかったです。

 

実際に本を読んでみても、期待通りの内容でとても楽しめました!

星の王子さま』は以前に3度ほど読んだことはありましたが、正直理解は浅く、この本を読みながら

このセリフはこんな意味があったのか!

ここは著者のこんな経験から来ているのか!

など多くの発見がありました。

 

この本を読むときには、直前に『星の王子さま』を読み、自分が読んでいるときに感じたことと、三田誠広の視点からみた『星の王子さま』を比較すると楽しさが倍増するのでおすすめです!

 

~解説~

まずこの本は、

星の王子さまとはいったい誰なのか?

サン=テグジュペリはどういった人なのか?

星の王子さまに隠されたメッセージとはなにか?

の三部で構成されています。

 

一つ一つ解説していきます。

星の王子さまとはいったい誰なのか?

三田誠広星の王子さまサン=テグジュペリの幼少時代の姿を描いていると解説しています。

星の王子さま』の冒頭にある象を飲み込んだウワバミの絵ですが、これはサン=テグジュペリが実際に幼少時代に書いたものなのではないかと言われています。

また王子さまは「まるで大人みたいな言い方をするね!」といった語り手の飛行士を批判する言葉に代表されるように

”大人”という存在の対照として描かれています。

その観点からみると、サン=テグジュペリがいかに大人に対して期待を抱いていなかったといったことも理解でき、本の理解も進みます。

 

 

サン=テグジュペリはどういった人なのか?

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは1900年、6月29日フランスの大都市リヨンに生まれました。

両親は共に貴族の家系で、幼少時代をお城で過ごしました。

子どもの頃より、空への憧れは強く、兵役についた際にはパイロットに希望し、実際に任命されるまでに至りました。

兵役が終わってからは当時の恋人との関係もあり、一旦サラリーマンとして働きますが、寡黙でユーモアのセンスにかけたサン=テグジュペリは営業の成績は散々なものだっという話が残っています。

その後、恋人との関係も切れまたパイロットとして職につきますが、サン=テグジュペリの作家活動はこのころより始まりました。

処女作の『南方郵便船』

代表作の『夜間飛行』、『戦う操縦士』

も自身のパイロットとしての経験をもとに書かれたものとなります。

星の王子さま』も語り手が砂漠に不時着する場面がありますが、これも自身が砂漠に不時着した際の経験を基に書いているとされています。

サン=テグジュペリは作家として名を馳せた後、結婚をすることになりますが、お互いが自由に過ごした結果、結婚生活はうまくいっていなかったようです。

星の王子さま』の中でも恋愛に関する発言が出てきますが、それは自分への戒め、反省でもあったのではないかとされています。

 

星の王子さまに隠されたメッセージとはなにか?

最も大切なメッセージは

-愛のイデアは隠されている。

-愛のイデアは失われた時間から生じる。

-愛のイデアには責任が伴う。

の3つになります。

 

 -愛のイデアは隠されている。

作中では王子さまの発言として

「星が美しいのは、そこに見えない一輪の花がさいているからだ・・・」

「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ・・・」

といったものがあります。

つまり愛とは目に見えないものだという事です。

また見えないからこそ、愛とい物を通して世界が輝くのです。

 

 -愛のイデアは失われた時間から生じる。

ここは特に王子とキツネの会話に代表されます。

失われた時間と三田誠広は解説していますが、いかにともに時間を過ごしたかが、愛には大きく影響しているということでしょう。

 

-愛のイデアには責任が伴う。

 「君は忘れてはいけないよ。きみに懐いたものに対しては、きみに永遠に責任を持たなければいけない。きみはきみのバラに責任があるんだ。」

"愛が束縛であるのは、お互いに責任を持たなけばならないからです。愛は相手の自由を奪い、自分の自由をも奪う。だから深いきづなで結ばれるのです"

深いことばですね....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【書評・口コミ】一瞬で自分を変える法

 

一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える

一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える

 

本田健もおすすめ! 

世界で最も有名なコーチ、アンソニー・ロビンズのテクニックが詰まった必読の一冊です!!

 

~概要~

この本では、タイトルにあるとおり、"一瞬にして""劇的に"自分
を変えるための技術、NLP理論がわかりやすく紹介されています。ロビンズの本
をきっかけに、これまで世界中で数多くの大富豪、成功者が誕生しました。
「自分に都合のいいことだけを臨場感たっぷりに想像しろ」「強くなりたけれ
ば、強いふりをしろ」「脳にあやふやな命令を出すな」など、情熱的でパンチの
効いたフレーズも満載。見出しを拾い読みするだけで"やる気"が湧いてきます。
本田健先生がはじめてロビンズの本に出会ったは26歳の時。以来、10年以
上、落ち込んだ時や人生の節目に何度も読み返しては、決意を新たにしてきた"
思い入れの深い"特別な1冊です。(Amazonより)

~感想~

おすすめ度:★★★★★

世界で最も有名なコーチの知識がたくさん詰まった素晴らしい本です。

 

アンソニーNLP神経言語プログラミング)の創始者に師事していたということから、科学的な根拠をもとに人がどのような意識を持つことで人生が変わっていくかということをメインに書いています。

 

NLPでは人間は聴覚優位、視覚優位、体感覚優位の3タイプのうちのどれかに分類されますが、自分がどのタイプなのかをチェックしてみたりと、自己分析にも役立ちます。

 

また本を読んでいてモチベーションが高まるのはもちろん、NLPという学問にとても興味がわくこと間違いなしです!

 

a-alchemist.hatenablog.com

 こちらの記事とも似ていますが、人とコミュニケーションをする上でとても有効なテクニックもつまっています。

 

例えば、好きな相手と一緒にいるときは相手のしぐさをまねると親近間が生まれ、好印象を与えられる(NLPではミラーリングと呼びます)といった有名はテクニックも脳科学の観点から分析していてとても楽しいです。

 

わくわく脳の仕組みを学びながら自分の意識をポジティブに変えていける本になっていますので、みなさんにも是非是非おすすめです!

 

アンソニー・ロビンスの紹介

世界最高峰の人生変革スキルを構築した世界No.1コーチ、アンソニーロビンズ

世界No1と呼ばれるアンソニーロビンズの世界最高峰の【人生変革スキル】をあなたへ!

アンソニー・ロビンズ(通称:トニー)
1960年2月29日、カリフォルニアの北ハリウッド生まれ。

アメリカのライフコーチ
Robbins Research International社代表
ベストセラーUnlimited Power, Awaken the Giant Withinなど
自己啓発本の著者

故ダイアナ元妃
マザー・テレサ
テニスプレーヤー アンドレ・アガシ
ボクシング マイク・タイソン
音楽プロデューサー クインシー・ジョーンズ
俳優 アンソニー・ホプキンス
など
各界のリーダーや指導者に多大なる影響を与えている。

 

こちらはTEDで講演したときの映像。

本を読む時間がないという人はまず動画から見てみるのがおすすめ!

www.ted.com

 

~本から抜粋~

・乗り越えた挫折が多い人ほど人として成長できる

 

・「誰の目にも明らかな才能」よりも「自分は人と違った特別な人間になれる」という信念を持つことのほうが重要である。
 
・自分が望んだ以上の結果は手に入らない。
 
・絶対に失敗しないとわかっていたらあなたは何をしますか? 
 
・成功とは到達すべき目的地ではなく、前進し続けるプロセスなのだ。
 
・「究極の力」とは自分自身が強く望んだとおりの成果をあげながら、世の中のためになる価値を作り出す能力のこと。
 
・情熱と信念は私たちの向上心を駆り立てる原動力である。
 
・世界を動かしている人は、得てして他人の優れているところを盗むことにたけている。
 
・責任をしっかりと取るものは力を持つが、責任を逃れようとするものは力を失うのだ。
 
・強くなりたければ「強いふり」をしろ 生理機能を変えれば精神状態を変えられる
 
・「魅力を感じる相手」とは、自分と似たところがありながら、個性的な人。
 
・「自分を評価するときは、周囲の人と比べるのではなく、目標までの距離で評価せよ」