【書評・口コミ】「脳にいいこと」だけをやりなさい!
- 作者: マーシー・シャイモフ,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2008/11/07
- メディア: 単行本
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晴れた昼下がりの午後、散歩でもして幸せになりませんか?
~概要~
脳の「前向きなエンジン」を活かす法、こんな人とつき合えば脳はますます成長する、
心のモヤモヤが消える「夜10時ルール」、これが「脳にいい」食べ物、悪い食べ物!…etc.
心と体がみるみる元気になる生活術。(Amazonより)
~感想~
幸せとはなにかを脳科学や心理学の面から解説。
普段の生活でも活かせるような考え方、ノウハウを紹介している。
とにかく読後感がとてもよく印象的だった。
この本では下の3つを幸せのポイントとしている。
・常にポジティブに考えること
・感謝の気持ちを持つこと
・よい人間関係を築くこと
その中でも特にポジティブシンキングでいることが脳に与える影響については科学の裏付けもあり、すぐに人生にポジティブシンキングな考え方を取り入れようと思いました。
実際、読後には意識して幸せを感じるようにしてましたが確かに効果を実感できました。
怪しいかもしれませんが、幸せとはなにかを考えたことがある人には是非読んでもらいたい。
なにか答えが見つかるかも。。。
日々の仕事に忙殺されて幸せってなんだろう...ってなったときにまた読み返したいです。
~まとめ~
【幸せとは】
・客観的にみて恵まれているから幸せに近づくのではなく「自分の脳がそれをどう判断するかによって幸せ度は決まる」。幸せを感じるために特別な豊かさなどいらない
・意識的に物事を楽観的に考えるだけで幸せになれる
・人にはそれぞれ脳の中に設定された「幸せ度」がありそれは意識的に変えようと思わなければいつまでも同じ値にとどまる
・脳が幸せを感じられるのは今現在についてのみである
【幸福を感じるためには】
・自分の脳に幸せを刷り込むことで日常的に幸福感を感じることが出来る
・エネルギーの広がりを感じさせてくれるもの、幸せを感じさせてくれるものを身近に置くことで幸せを感じる回数をふやす
・幸せを奪う3つの習慣をやめる(不平をいう、他人のせいにする、自分をはじる)
【人間関係について】
・幸せな人の周りに人は集まってくる。
・自分のエネルギーを高めるためには人間関係がとても重要。逆に言うと、あなたのエネルギーが高まっていないと、素晴らしい人間関係を得ることはできない。
・人をやる気にさせる最も効果的な方法は具体的で誠実なほめ言葉によって心のバケツを満たしてあげること。
・自分の精神的成長を助けてくれるひとを周りに配置しておくこと
~名言~
「成功が幸せのカギなのではない、幸せが成功のカギなのだ。今していることを好きになれば成功はおのずともたらされる」