【書評・口コミ】ホルモン力が人生を変える
ホルモンとはなにか、、、
自分の身体を考えてみる。
~内容紹介~
ホルモン力のある男たちの人生はなんとも魅力的だ。
しかし昨今、日本人男性の男性ホルモン「テストステロン」の値が低下している。
しかも、この傾向は40〜50歳代の働き盛りの男たちに、それが顕著に現れている。男性ホルモンの低下は、
性的な問題ばかりでなく、男性更年期の症状を招き、心筋梗塞や脳梗塞、生活習慣病のリスクを高める。
また、不安、いらいら、集中力、記憶力の低下など精神にも影響を及ぼす。活気のある人生を送るための“エネルギー”である男性ホルモン。
その効能と、ホルモン力を上げるノウハウを、帝京大学病院の堀江重郎教授が伝授する。(Amazonより)
~感想~
おすすめ度:★★☆☆☆
ホルモンの効果や特性に興味を持ち、本を探していたらたまたま見つけたので購入。
内容的には素人でも理解できるような簡単な内容で、身近な例なども記載されているので、親近感をもって読めた。
例えば、人差し指と薬指のどちらのほうが長いかで性格に違いがでるということ。(薬指の方が長い人は性欲が強いなど)
このことは自体はよく耳にすることではあるが、この本ではもっと踏み込んでいて、
胎児期に男性ホルモンであるテストステロンを大量に浴びると薬指が長くなり、
数学的思考を扱う部分の発達が促進される。
逆に女性ホルモンであるエストロゲンを大量に浴びると人差し指が長くなり、
言語を扱う部分の発達が促進される。
などど学術的な裏付けをもとに解説しているところが面白い。
日常の生活に役立つ知識ではないが教養をつけるという意味で読んでみても面白いかも。
~抜粋~
・儲けの多いトレーダーには男性ホルモンが高い人が多い。
(リスクの高い賭けをできるため)
・男性ホルモンが多い男性は自分の利益にこだわらない行動をとる可能性がある。
(理屈ではなく義理、人情を大事にするというような)
・他人と違うことをアピールするのも男性ホルモンの影響が強い。
・幸せホルモンと言われているセロトニンは瞑想をすることによって、高まるが、
スイーツを食べることによっても高まる。
・ニトログリセリンはダイナマイトの原料として使わてれいるだけではなく、
心筋梗塞の治療薬としても使用されている。